野育とは

設立趣旨

 子どもが成長するために必要な環境の悪化が指摘され続けています。このことは、仲間と群れて外遊びをすることを通じ、自らの身体や頭を使い、心を動かすという、自身の育ちにとって不可欠な経験を積む機会の減少に繋がっています。仲間とのコミュニケーション能力の育成の機会も減っていると言わざるを得ません。

 私たちは、この現状を踏まえ、「野育(のいく)」を推奨します。「野育」 とは、園庭や公園、地域や自然環境などという屋外空間において、子どもたちが、ものやひとの様々な出会いを通して、自ら育っていくことです。

 私たちは、この「野育」の重要性を広め、ここで求められる姿勢やスキルを学ぶ研修を提供し、子どもが育つ保育環境の改善を通して保育の質の向上、子どもの育ちを見守る地域環境の醸成を目指します。人間の生涯の基礎を創る重要な時期に関わる保育者や様々な大人たちが連携し、よりよい社会を創造する基盤づくりを「野育」によって担っていきたいと考えています。